2008年 01月 08日
ここが勝負所のAjanta |
「インド人にはすらっとして顔のちっちゃか人たちがいっぱいおるとやねぇ」
ムンバイから夜行列車に揺られること約6時間、中部インド交通の要衝ジャルガオンの町で列車を降り、オートリキシャに乗り換えてたどり着いたバススタンドにて。群がる現地の人たちを眺めて飛び出たこの一言。
インド2日目にして「インドの小顔」をずばり言い表す眼力、さすがは「先生」。もう笑いをこらえるのに必死でございました。
そんな朝早くから何をしてたのかって言うと、アジャンタ行きバスを待ってたりする午前7時前。還暦をとうに超えたベテランにこれほどのハードスケジュールをこなさせるにはわけがある。
この地上に舞い降りた極楽浄土、「THE・世界遺産」の冠にふさわしい遺跡「アジャンタ石窟群」を見てもらわなけりゃ、はるばるインドにまで連れ込んだ意味がない。
ってのが敏腕添乗員的表向きの理由ね。
でもって個人的には、前回訪問「印度仏教の精緻Ajanta」で感動しまくり、撮りまくった写真がすべてパソコンのハードディスク破壊で壊滅するという無念をはらすことだけが課せられた使命。
とにかくシャッターを押しまくったのは言うまでもないこと。
相変わらず焦点の合いにくいわが愛機CaplioGX8をなんとかだましだまし撮影した写真の数々、そのだだっ子ぶりについては前述日記を参考にしてもらうとして、まずはご覧くださいまし。
ちなみに母を名乗る人物につきましては、世界仏教史に燦然と輝く芸術品たちへの関心は早々に薄れ、その辺をちょこまか動き回るリスに絵心をかき立てられたり、修学旅行のインド人学生たちに絡み絡まれたりと、それなりにアジャンタを満喫していらっしゃいましたとさ(笑)。
by itoyamamakoto
| 2008-01-08 04:19
| またまた旅に出ました