2007年 08月 14日
7人のサムライ勢揃い |
壮観でしょう。
そすて我慢してた甲斐があるってもんでしょう。
インドで最高に美味しい食べ物、アフガニチキンとの再会。
ラスト・アフガニはたぶんY汁との送別会とかだろうから先学期終わりのこと、かれこれ100日ぶりくらい。
あっ、そうそう、この日記に登場を許されているアフガニチキンは、特別なことわりのない場合、大学近くのムガール料理屋「Alkauser」のアフガニチキンと相場が決まってますから。あしからず。
カーネルおじさんの家のトリより若干大きいサイズがフル(4ピース)でRs.150。
たった450円であのお味。
ああ、なんて幸せ。
何かのイベントがあった「ハレの日」にしか行ってはいけない、というストッパー(規制)をかけなきゃ日ごろのカレー漬けな日々からすぐに現実逃避、週3回くらい通いかねないくらい美味しいアフガニチキン。
じゃあ、本日の慶事とは何か?
この夏休みにパキスタン、中国ウイグル自治区、四川省成都、四川省チベット地区、チベット自治区、ネパールという「わたしのお気に入りエリア」の大右繞旅行を終えて無事、デリーに戻ってきたズーヤンことピロ姐さんの帰還祝い、がひとつ。
あわせて7月末から新年度が始まったJawaharlal Nehru University(JNU)の日本人留学生、新旧組の初顔合わせのお食事会。
たまたま偶然にもアフガニクラスのイベントが重なってしまい、不本意ながらの合同開催となったのでした。
すでにたびの「猛者(もさ)」に成り下がってしまったピロ姐さんについては、多くを語らず。
「四川の火鍋、ほんま美味しかったわぁ」
「チベット料理ってほんままずいなぁ」
ここまでは結構。
でも、
「チベット人、かっこよすぎるでぇ」
といってしまいました。もう彼女に処方できる薬はありませんな。
ってなわけで、JNU日本人留学生お食事会のお話。
集まったも集まったりの総勢7人。
ARUKAKAT、Taka、イエアオ(♀)、ピロリンゴ(♀)、シージョン、クイック、牧場主
どう?
やっぱ壮観でしょう。
横文字ばっかな人たちだけど、それはプライバシーをおもんぱかったこちらの都合。みんなれっきとした日本人ですぜ(笑)。
このうち新顔はシージョンとクイック。
シージョンはすでに登録済みだからここじゃクイックについて走り書き。
日本の大学4年生にしてインド大学院への一年短期留学というウルトラCをもくろむやから。
今年四月、Y汁を通じて正式に入学申請(厳密には「聴講申請」)したものの、ほかに入学申請した大卒日本人留学希望者の例にもれず、今の今までJNU側からはなんの連絡もなかったというのに、こっかがクイックのクイックたるゆえんでしょう。
他の希望者たちが泣く泣く今年の留学をあきらめていくなか、最年少の彼だけは未練がましく(笑)最後まで食い下がり、とうとう観光ビザだけでこのインドにきてしまったのでした。
もう入学手続きの終了期限まで2日しかないという段階になって、大学本部に駆け込み、そしてなんと一度日本に戻ってインド大使館にて学生ビザさえ取得してくれば入学を認める、という許可を取り付けてしまったのでした。
わたしとは年齢が一周り違うような若人だから、三十路にとって「????」な言動も確かに見られます。が、しかし、彼の「やってみる精神」はすでにインド2年選手並み。
JNUがダメだったらデリーにある英語学校「British Council(英国文化振興会)」に通うということで、現在二つの選択肢があるらしいけれど、ここまで来たらJNU入り決定でしょう。
ってなわけで、彼を加えるとして最終的に今年の新入生は2人ということでおさまりそう。
何とも哀しいもんです。
とにもかくにもアフガニチキン屋に集ったのは今年の精鋭、7人のサムライたち。
インド師匠とTakaちゃん、ピロ姐さん以外はみな初体験のはずだから、その反応に興味津々。わたしのアフガニチキンに対して「まあまあですね」「ケンタの方が好きかも」なんてほざいたらその場でテーブルひっくり返してやろうかと思ってたんだけど、さすがにインド一の至極の味はすべてを圧倒します。
それまで食い物の前でも全く覇気のなかった奴らまで、トリ骨にむしゃぶりついておりましたから、もう今年は安泰。
アフガニの絆は血よりも濃し。日本人勢力、今年は去年以上に「チームワーク」を前面に打ち出していくのかもしれませんよ。
そう思っている脳天気はわたしだけだったりして(笑)
by itoyamamakoto
| 2007-08-14 22:18
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