2005年 06月 08日
まずは「めでてぇ」と |
モンゴル人。ネパール人。アフガン人。
世界にはいろんな民族が住んでますが、だいたいこの3つですね。
私と会った外人さん(ときに日本人も)が第一印象で勘違うわたしの国籍は。
そんな無国籍が取り柄なわたしも一応日本のパスポート所持者なんで、
「今日という日を一番楽しむにはやはりこれでしょう」
と思って見に行っちゃいました。
サッカーワールドカップ(W杯)予選の日本ー北朝鮮戦。
場所は大学近くにある日本人がよく集まるバー。
いるわいるわ、というほどじゃありませんが、それでも店内は40〜50人。
中国でも中央電視台が生放送してるんですが、店内ではNHK衛星を放映。
昔は「解説なんてうるさくてじゃま」なんて思ったりしてたのですが、やはり日本語の説明は分かりやすいな、と再評価ですね。
店内で知り合い数人を見つけたので、彼らと一緒に観戦。
彼らとも話したのですが、失礼ながら間の抜けた試合じゃありませんでした?
サッカーを好きか嫌いかと聞かれると、「昔は好きだった」と答えるのが一番適当な私ですから、その熱意の衰えが試合を面白くなくさせているのかも。
でもあの暑くて息苦しいタイの熱帯夜でボールを追いかけているからなのか、なんかだらけた印象ばかりが目についてしまいました。
まあ何より重要だった出場権を獲得したわけですから、「良かったね」と一言。
それより、試合後、考えちゃいました。
はたして2006年はどこで本戦を見てるんだろうって。
ちなみに、
1992年のドーハは、東京小金井市にある県人寮の一室にて。
1996年のジョホールバルの際は、テレビ観戦はしたんだけど、長期旅行中だったため多分中東の国で、でもどこで見たかは全く記憶なし。
そして2002年の日韓共催のときは、仕事のさぼり方を覚えたての頃だったので、仕事場以外のどっかてに。
開幕が6月上旬ですから、それから一ヶ月間はラサにいるはずなんですが、「当然」ながらまだ入学許可証は届いてないし、はたして来年6月まで彼の地にいられるかどうかも分かりません。
ただ、日本にいないことだけは確かですがね。
ちなみにおとなり韓国も無事W杯出場を決めましたね。
今日6月8日は日中韓の学者さんが日本の「右翼勢力」を意識して共同執筆した歴史教科書の中国で発売された日でもあり、この本がさんざん新聞などで紹介されていたこともあって、わたしも西単の本屋にて早速購入したところ。
日韓両国が同じ日に出場を決め、それをわたしが中国で観戦したというこの状況と、さらに同じ日に三国ゆかりの歴史本が発売されたのとは何かしらの因縁があるようなので、ちょっと日記に書き留めておきましょう、と思った次第です。
ただし、この本の内容、わたしなりの評価についてはまた日を改めて。
目次を見ただけだと、予想の範囲内だったこともあり、「がっかり」的な印象が先走ってます。
by itoyamamakoto
| 2005-06-08 02:23
| いろんな交流してます