2005年 11月 22日
声援は送るよ。精一杯 |
やっぱネットはいいねえ。
無線は最高よ。
う〜ん。帰ってきた。
またいつも通りの日常が。
悦に入っていると、ティンカーベル(mingxizi)から電話。
「今どこですか?」
「えっ、ええっ。まっ漫漫来だけど…」
いきなり電話かけてきて、間髪入れずに居場所を尋ねる。まるでかつての上司のようなティンカーベル。
「○○さん(わたし)って経済詳しかったですよね」
気を取りなをして
「いかにも」
「友だちの中国人学生が今度院試を受けるんですが、ちょっと教えてもらえません?わたし経済関係はちんぷんかんぷんなんで…」
言われて悪い気はしないけど、実はわたし純粋培養の文学部生。
「どんな問題なの?日本語なの?」
「それは日本の経済についてだから大丈夫ですよ」
ふう。
とうとう「火鍋好きキャラ」以外の姿を見せるときが来てしまったか
ということでOK牧場。
火鍋の余韻に浸り(ちょうど前日の日記を執筆)つつ、迷える子羊たちを待つこと小一時間。
やってきました麗しき子羊たち。
ティンカーベルの傍らにはお友だちのシャオウェンチェンさん。
現在は四川大学日本語科の4年生で、わたしが唯一知る川大生おしょう(現在W大留学中)とは同級生らしいのですが、とにかく初めまして。ジャニーズ好きですね。バッグに付けたバッジで分かります。
北京にある首都経済貿易大学の大学院にて、来年度から、日本ビジネスについて勉強したいという彼女。日本語の試験には一般的な読解問題のほかに古文や経済問題もあるらしく、「特に経済はまったくのしろーと」だったため、まず身近な日本人であるティンカーベルに白羽の矢を立てたみたい。
日本経済の荒波にもまれた経験のあるティンカーベルですが、何せほんの数日前に「トイレがお友だち病」から回復したばかりで、しかもネバーランド病の方は相変わらず。
どれどれ。お兄さんに見せてみなさい
ふむ。日本語だね。穴埋めだね。
?????。えっと、これは多分…?????、いややっぱ???
くらい。
GDPとは、( )+設備投資+( )+…
バブル経済の破綻以降、( )、終身雇用といった従来の雇用制度から、( )を重視した…
最初見たとき、久しぶりに見る「敵性日本語」に頭が麻痺してしまって「一問も分からんかも…」なんて思ったんですが、冷静になればさすがにそうではなし。質問の仕方とかが「慣れてたタイプ(日本的)」じゃなかったりするからで、難易度はほぼ新聞用語レベル、だと思う。
でもやっぱ、最後まで2、3割は分からなかったりする。
受験生には課題図書が指示されるそうで、自分が知らなかったことを棚に上げて、指定された経済入門書を持ってた彼女に、「とにかく本読まないとダメだよ」「日本経済の流れをまずはつかまなきゃ」とお茶を濁すので精一杯。
いやあ難しいっすよ。
たぶん経済学部出身の留学生とかだったらつるっと分かるはず。
でも四川に来てる日本人って「おもろいやつ率」こそかなり高いんだけど、かなり偏った「キャラ」ばかりなのが玉にきず。
ちなみにその場に居合わせたのはティンカーベル、塾長、イエンレン、そしてわたし。
今さらながら、
やっぱ現実の距離と同じ。
日本(現実社会)までの距離は北京や上海より格段に遠いよなあ
と思いました。
試験は1月。
そんなわたしたちができること。やっぱ最後はこれ、でしょう。
僕は 声援 送ります
がんばれ がんばれ 頼む
がんばれ がんばってくれ
がんばれ がんばれ 頼む
がんばれ がんばってくれ
(マイナーな金八3より・「声援」
by itoyamamakoto
| 2005-11-22 17:43
| いろんな交流してます