2005年 11月 23日
うまかパンほしかとよ |
きょうは水曜日。
四川大留学生サッカーチームにとっては練習日。
よって、
SichuanUniv.Foreign.Football.Club(四川大学留学生足球隊)もの第3弾
ではありません。
すでにとっくに日没。
練習終了を確認するかのように川大グランドに現れるわたし。
塾長&塾長的朋友&ティンカーベルがいました。
もちろんほかの隊員(メンバー)もいましたが、本日の主旨からはずれるため、いなかったことで処理。
ですから、塾長&塾長的朋友&ティンカーベルがいました。
というか待ち合わせ。
向かうは川大南門近くの焼火考(シャオカオ)店「森林シャオカオ」。
森林シャオカオは、れいの電子辞書をなくしたお店ですね。
→http://itoyama.seesaa.net/article/8456832.html
シャオカオ食うためだけにわざわざ人民南路越えて東進してきたわけなんで、もちろん辛いの辛くないの含めたらふく食って飲んだんですが、本日の主旨から外れるため、食べなかったことで処理(笑)。
最近この辺にこしてきた、にわかじもピーのティンカーベル。
「ソフィテルのケーキ扱ってる店できたんですよ」
「右に曲がった左側に」
多分フランス資本の五つ星ホテル「SOFITEL(索菲特)」@交通飯店川向かい
でもわたしたちにとっては、「生ガキ」「エビ」「寿司」が食える150元(≒2000円)バイキングのあるブルジョワ世界の代名詞「そふぃてる」として有名になってしまった場所です。
はらわた煮えかえらんとすることには、わたしをのけ者に3人はすべて「そふぃてる」経験者。
甘くとろけるような「デザートは別腹」の思い出が脳裏によみがえってきたらしく、
「なら行くべ。行くべ」となったのでした。
だいぶ中間をはしょって
その店を外からのぞくと、中には
muRa-TECHがいました。
彼については
いつか
どこかで
か・な・ら・ず
ふれないといけない
と思ってます。
本日はチャームポイントの前髪が、川越あたりのスナックにいるチーママくらいにばっちり決まっていたことだけにとどめておきます。
ステータスはいまだ「断られ待ち」。
このお店。
ジャンルとしては欧米系食材店。
名前は忘れましたが、場所は忘れもしません。川大西門間近。川大留学時代の一年前にはちょくちょくお世話になっておりました。
伊藤洋華堂、家楽福、麦得龍の「成都外資スーパー御三家」「日仏独三国同盟」まで出向くのがちょっとおっくうなときなど、ちょっと高いけどパスタ(乾?)やホールトマト、乾燥ハーブなどを購入。
それがどうでしょう。
最近になって新装開店したみたい。
店舗面積はかつての2倍強です。
入り口入ってすぐ右にケーキ用の陳列ケース。
「ていらみす」だの「ちいずけいく」などにいちいち小躍りするそふぃてる組。尻目に冷静なわたしは店内を巡回。
ふむふむ。
メーンで扱う食材はかつてと同じ。
アメリカ産の巨大まずそうな菓子類もどっさり。
確実に種類は増えました。
チーズやバターなんかもいっそう豊富になった感じ。
便利になってるよなあ
ほんの一年前と比べてもどんどん新しい建物が増えている川大周辺ですが、手に入る物資の面でもじわり、またじわりと確実に開発が進んでます。
そんなわたしも小躍りしたこと。
探訪を終え、再び戻ってきたケーキ陳列ケース上に「黒麦面包」発見。
他人とパンの話をするとき、相手が普通っぽい人だと「フランスパン好き」と無難に答えてるんですが、この人ちょっと分かってくれそう、と思われると「黒パン好き」と答えるパン系二重人格者。
かつてのヨーロッパ旅行では幾度となくわたしの面倒を見てくれた黒パン。
スーパーで購入したサラミやチーズとともにバックパックに忍ばせ、飯の時間になれば即席サンドイッチとして食べてた黒パンは、冷たいながらも何ともいい味出してた思い出があります。
あのナイフでなけりゃ切れない硬さがたまらない。
あの腐ってるわけじゃないのにほのかな酸味がたまらない。
これが主食だ!と主張するあの重さがたまらない。
そうだ。ここはそふぃてるなんだ
レトルトカレーのパッケージにも書かれてそうな「本格ヨーロッパ」
夢を叶えてくれるそふぃてる。一留学生にもあの時の思い出を暖かくよみがえらせてくれるに違いない
と、思いきって購入しました。12元(180円)。
◎参考写真:ねっ、見た目いいでしょう。うまそうなんだけどねぇ。
帰宅後にさっそく試食。かろうじて砂糖は使ってなかったんですが、「黒パン」だったのは外見だけ。まず生地の質が中国食パンとほぼ同じ。ぱさぱさでずっしり密集した感じが0。ほのかな酸味はやはりなし。
ああ。そふぃてる。
お前はやっぱり「索菲特」だ。
黒パンじゃなくてもフランスパンでも食パンでもいい。「面包」でさえなけりゃ。それだけで酒(ワイン)のあてにできるようなパンが成都で手に入るのはいつになるのでしょう。
by itoyamamakoto
| 2005-11-23 17:36
| まちかど歩けば新発見