2005年 12月 31日
カウントダウンin熊本 |
昨夜はかつての同事(同期)にまみれて年忘れカラオケin福岡。
同期の女性とわたしとは大学・学部まで一緒だった先輩が入籍間近。
そりゃ確かにめでたいことはいいことだ。
でも相変わらずジントニックを半ダース単位でどしどし頼むのはやめようよ。
でもちょっと大人になったよね。
誰も血流さなかったもんね。
でやっぱりというかここから昼夜逆転現象の始まり。
昼に実家に戻って仮眠。
そして今度は南下。熊本に出発。
仕事人(!?)時代に最後の赴任地だったもう一つの故郷です。
車で一般道なら2時間。高速だと120%で1時間。
チベットつながりで7年ほど前に知り合った熊本市在住の女性タンカ(仏画)師が今年開いたエスニック雑貨&料理屋に顔を出します。
◎参考写真1:店内で見つけた仏画。インド北部ラダックのアルチ産ですな
このユミさんというタンカ書き(→http://www.thanka.net/)。
何とも欲張りな女性(笑)ですから、大晦日のこの日も普通に過ごすにゃもったいない、とお友だちミュージシャンを集めてCountDown Liveを開くということ。
場所は昔仕事でも何度か訊ねたことのある河原町繊維問屋街。
昔はホントに繊維問屋が集まるエリアだったんだけど、時代の流れとともにゴーストタウン化。いまは空洞化させるよりはまししでしょう、ということで廉価で旧店舗が貸し出されるということになり、若い気鋭のアーティストたちが徐々に集まり始めてるというのが最近のムーブメント。
気持ちは若い(笑)ユミさんもここに5月に店を開いたということらしい。
ライブが始まるのは10時過ぎだということで、それまではお手製インドカレーとインドチャイを飲みながらしばしのだべり話。
「カレーは一番辛くしてください」
そういって作ってもらったカレー。ご自慢の作品だしとっても美味しいんだけど、わたしの麻辣モードはやはり日本では受け入れられないもよう。唐辛子の輪切りちらされたカレーはそれだけで周りの関心をひくらしく、
「なんで汗でないんですか」
「分かった。もう舌が麻痺してるんですよね」
若者たちからはそんなありがたいお言葉をいただきました。
ライブのために集まった彼ら若者たち。多分「麻」といえば窪塚洋介系の「○麻(ま)」のことだと思っちゃって、もっと素晴らしい「麻(ma2)」のことを知らない人たち。
「ああ彼らに火鍋を教えた〜い」
と悪の道に誘いたい気も起きちゃいますよ。
これはあっちよりも「いけないこと」ですかね。
あんまり広くない店内だけど総勢14人。
◎参考写真2:コンサートは2組のアーティストによる朗らかモード
観客も自由に参加するなど、ぶらっと来ちゃったわたしでも容易にとけ込んでいける雰囲気は旅の宿ちっく。どっかアジアのドミトリーでわいわい語り明かしていたと同じ匂いがしました。
会社には「フィリピンに行く」といって6日間の休みをもらい、実はバカンスなどとはほど遠いチベットに来ちゃった2002年の年越しがまさにこんな感じ。
ちょっぴり強行日程のおかげでちょっぴり高山病入った頭でしたが、ラサのヤクホテルで知り合った旅人(日韓)たちと食堂を借り切って年越しそばパーティー。そして年が明ければ書き初めなんかをした思いがよみがえりました。
「ヒゲがカメラ」
意味不明ですが、これがわたしの作品でした。
当時のわたしを象徴していてなかなかの笑いをゲットできたもんです。
ところで今日はそばではなく年越しうどん。自動車のわたしはスパークリングワインにも赤ワインにも手を出しませんでした。まあめでたい。めでたい。
そして実家にとんぼ返り。
ちょっぴり忙しかったけど、初詣渋滞を避けるにはこれしかない悲しさ。
なかなかいい年の来し方だったと思いますよ。
by itoyamamakoto
| 2005-12-31 12:25
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